そろそろ土用干し…

そろそろ梅を干したいけど
ここ２～３日は曇りの予報


明日の朝の天気を見て決めましょうか…

日光に当てるのも勿論だけど
風が欲しい…ところ

そうすると
梅さんキレイに乾燥します

日光は
どちらかと言えば
紫蘇の色がキレイに出るように…と殺菌の目的が主かと…

たまな☆の適当な経験からの適当意見なので
適当に聞いててくださいねーー




その前に…
紫蘇のお話


梅さんに
紫蘇を投入するべきか…

シンプルに
紫蘇なしで行くか…
好みは分かれると思いますが…

単純にたまな☆は紫蘇投入の方が好き


なので

梅酢が上がったら
速攻紫蘇の仕込みに入ります


岩手は
梅と紫蘇が同時に出るもんで

これがなかなか忙しいのです


梅を漬けてから
充分な
梅酢が上がるのに
４～５日はかかるのねーー

少しでも遅れると
紫蘇が終わって…

紫蘇なしで行くか…
もしくは
既に揉んである紫蘇を入れる事になります

既に揉んである紫蘇の塩分量は
１８％位なので…
出来れば避けたい…

でも
あまりにも減塩し過ぎると
うま味よりも酸っぱさが際立つ梅干しになると
何処かで読んだし
カビの危険もあるので
たまな☆は
１４～１２％位の間で漬けてます


今年は
剣に行く前にギリギリ梅酢が上がって
剣から帰って来たら
イイ感じに漬かってたので



急いで
紫蘇の調達に行きましたぁ


２３ｋｇ漬けたので
２３袋か２３束の紫蘇が欲しい所でしたが…
産直を数軒はしごして
調達できた紫蘇は１５袋


まーーーしゃーーない…

少し色が薄いかも…だけど
やむ負えない


紫蘇はキレイに洗って泥
とか虫がいないかチェックして
よーーく乾かします


乾燥させたら
シンクをキレイに洗って
こりゃまた
水をきれいにふき取り
シンクで作業しまーーす
（水はカビの原因なのでＮＧ）




大量の紫蘇ですが
量は必ず測ります

塩の量を計算するためね


今年は梅が塩分１２％なので

紫蘇も１２％にしまーーす


１２％分の半分の塩をパラパラ上からかけて

揉む

ひたすら揉む

ギュギュっと揉む


そうすると
少しずつカサが減って



最後はこの位になりまーーす

そして
毒々しい
泡あわと共に灰汁がでます

半分の塩だけで
ここまで揉んだら





ギューーとしぼって

更に揉み出し
第２弾

残りの塩をパラパラして
また揉みます

ひたすら揉んで揉んで揉みまくります




キレイな紫の紫蘇の色になったら
また
ギューーーとしぼって

次は
ボウルに入れます

シンクいっぱいだった１５袋の紫蘇が
ボウル１個に収まる位までになったら

ここで
梅酢登場




紫蘇に梅酢をかけると

あら不思議ーーー


キレイな赤に変身しましたよ

さっきまでの毒々しい紫と違って

まさに梅干しの色になりました


これを

静かに梅の上に乗せて
色が入るのを待ちます



入れたては
まだまだ
赤くないけど
２～３日で真っ赤になります


そうして
土用干しまで
待つのだーーーぁぁぁ

大体
漬けてから
１ヶ月位で干すのが理想です


お盆頃で調度１ヶ月ですが…
たまな☆の都合により…
少し早いけど

そろそろ干しに入ろうーーかなーーと思ってます


今年は
一樽が発酵しかかったので…と言うか…発酵したので


少し早めに干したいの

ちなみに
発酵してブクブクとなった梅は
紫蘇の色が入りません

そうなると食感も悪くなるようなので
そんな梅は
梅びしおにしたいと思います

無農薬で育てた梅ほど
発酵しやすいようです




大好きな梅仕事のお話でしたぁぁ


ポチッと応援お願いします

にほんブログ村